アルクが提供している開講35年以上の人気英語学習講座の「1000時間ヒアリングマラソン」。
著名人のインタビューやスピーチ、発音、ビジネス英語、フリートーク、映画など「生の英語」が理解できるようになることで、英語力中級以上の学習者に最適な教材となっています。
ただ、ヒアリングマラソンは12カ月のコースで「1日3時間」の英語学習時間を目標としていることから、続けることができず挫折してしまう人もいるようです。
学生ならまだしも、社会人だと仕事も家庭もあったりしますから、「1日3時間」の学習時間を作るのは簡単ではありません。
ここでは、ヒアリングマラソンで言われている「1年で1000時間」や「1日3時間」の英語学習時間をどのように考えていけばよいかお話しします。
そのうえで、挫折しない、モチベーションを維持しながら続けられる学習法を紹介していきますので、ヒアリングマラソンで英語学習を考えている方、現在学習中の方はぜひ参考にしてください。
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Contents
ヒアリングマラソン：1000時間の学習時間をどう考えるか
ヒアリングマラソンは1年間で1000時間の学習を目標としています。
これを1日にすると3時間。
比較的時間がある学生ならまだしも、ただでさえ忙しい社会人が1日3時間を英語学習の時間に割くのは簡単ではありません。
私自身も以前、大学時代にヒアリングマラソンを学習した時は毎日ではありませんが、3時間の英語学習時間を何とか作ることができました。
でも、社会人として仕事も家庭を持つ今、改めてヒアリングマラソンの学習をしていますが、3時間の学習時間を確保するのはほとんど無理といえるくらい。。。
本当に3時間を達成しようとすると、プライベート、家族との時間、他の勉強したいことなど、様々なものを犠牲にしなければいけません。
「3時間」の学習はヒアリングマラソンの時間だけではない
ヒアリングマラソンで「1日3時間」と聞くと、ヒアリングマラソンの教材学習だけで3時間をつくらなければならないと思う方もいるかもしれませんがそうではありません。
「3時間」としてカウントしてよいのは、ヒアリングマラソンの学習時間だけではなく、英語で見た映画やドラマ、TOEICの学習時間、オンライン英会話のレッスン、こういったヒアリングマラソン以外の英語学習時間も入れてよいのです。
この点は、ヒアリングマラソンを受講すると最初に受け取る「コースガイド」にも書かれています。
あなたが、ヒアリングマラソンを学習の目的は、リスニング力を中心とした実践的な英語力の上達ですよね。
もちろん、ヒアリングマラソンの教材をしっかり学習できるなら、それに越したことはありません。
でも、12か月間という長期戦である以上、あまり肩ひじ張らずにリラックスして、楽しみながら学習を続けていくことも大切です。
「1日3時間」の学習、絶対やらないとダメ？
ヒアリングマラソンで言う「1日3時間」、これは絶対にやらなければいけないのでしょうか。
もちろん、学習時間は少ないより多い方が効果はあるでしょうし、上達のスピードも速いでしょう。
でも、私たちも仕事や家庭など、様々な状況を抱えながらも「英語を上達させたい！」と学習をしています。
できるだけ多くの学習時間を英語学習に割くことを目標にしつつも、まずは毎日英語を聞き続ける、継続することを心がけましょう。
今月は忙しくて1日1時間しか聞けなかったけど、来月は時間ができそうだから1日2時間頑張ろう！
平日は忙しいから1時間、土日は時間があるから1日3時間できそうかな。
こういった学習法でもよいのです。
ただ、本気で実践的な英語力を身につけようと思ったら、最低1日1時間は頑張って学習を継続していきましょう。
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ヒアリングマラソン：1日の学習時間の割り振り
本気で英語力をつけようと思ったら、生活スタイルもそれに合わせたものに変えていく必要があります。
朝食を食べる時間や、昼休みの30分、通勤時間の1時間はヒアリングマラソンの学習時間に充てよう。
などと、具体的に1日の生活に学習時間を割り振るようにしましょう。
あとは、それを習慣づけていきます。
最初は慣れないと思うので大変だと思いますが、1か月～2か月すれば慣れてきますので、それまでまず頑張ってみましょう。
また、平日は仕事などで忙しくてなかなか教材を見ながら学習できない方も、土日はしっかり教材を見ながら学習するなど、学習にもメリハリをつけることで効果的に学習をすることができます。
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ヒアリングマラソン：モチベーション維持の学習法
ヒアリングマラソンは12カ月間、1日3時間の英語学習時間を確保することを目標とする通信講座です。
比較的時間がある学生ならまだよいですが、ただでさえ時間がない社会人が12カ月にわたって1日3時間の学習時間とモチベーションを保つのは簡単ではありません。
1日3時間の学習時間と12カ月という長期間の学習となるため、途中で挫折してしまう学習者も少なくないようです。
でも、ヒアリングマラソンはしっかり学習し続ければ絶対に学習効果が感じることができる講座です。
是非とも、途中で挫折して止めてしまうことなく、なんとか12か月頑張ってもらいたいです。
そこで、私自身の経験も踏まえ、ヒアリングマラソンのモチベーションを維持できる学習法をお話します。
①毎月、新しい教材が来たら気持ちをリセットして学習をスタート
ヒアリングマラソンは毎月10日前後に新しい教材が届くようになっています。
リスニングも教材も一新されるため、毎月新しい気持ちでスタートできるのですね。
これを学習にもよい形でとらえていきましょう。
先月は忙しかったり中だるみして、1日3時間どころか１時間くらいしか学習時間をつくれなかった方もいつかもしれません。
その場合も、新しい教材を受け取ったら、「よし、今月は頑張るぞ！」と気持ちを切り替えてスタートすればよいのです。
ヒアリングマラソンでは、1か月に1回、1年間で合計12回も気持ちをリセットして、頑張れるチャンスがあるのです。
このチャンスをうまく生かして、毎月新たな気持ちで学習を進めていきましょう。
②教材は興味があるセクションから始めたり、重点を置いて学習
ヒアリングマラソンの教材「マンスリーテキスト」は幅広い、実践的な英語を学習することができます。
「マンスリーテキスト」では、発音のトレーニング、フリートークを題材としたもの、スピーキング力をつけるためのトレーニング、時事ニュース、映画を題材としたものなど、様々なジャンルの教材があります。
副教材である「English Journal」も著名人のインタビューやスピーチ、フリートークや時事ニュース、講義の英語など盛りだくさん。
まずは、この中から興味があるセクションを選んで、「今月はここに力を入れて学習しよう」というのを決めてみましょう。
これまでの教材全てを同じように力を入れて学習することも簡単ではありません。
教材の学習も強弱をつけてやるようにすると、自分が興味があるところに力を入れて学習できるので、楽しみながら学習ができます。
③オンライン英会話でアウトプットのトレーニングをする
以下の記事でも紹介をしていますが、ヒアリングマラソンとオンライン英会話は英語学習の組み合わせとして、とても相性が良いです。
ヒアリングマラソンで大量のインプットをして、オンライン英会話でアウトプットのトレーニング。これほど、理想的な学習法はありません。
私が学生の頃はオンライン英会話はありませんでしたので、英語で話す機会を見つけるのに苦労しました。
現在は、ヒアリングマラソンと共に、オンライン英会話を同時にやっていますが、日あり具マラソンで学習したこともすぐに使えるので、うれしいです。
オンライン英会話でのレッスンはトピックトークや時事問題、フリートークなど「自分で英語を組み立てて発言できるレッスン」をとるように心がけると良いです。
ヒアリングマラソンでインプットしたものをフル活用してアウトプットすることで、英語でのコミュニケーションをつけることができるからです。
オンライン英会話で、講師を話をしていると「あ～、これって英語でなんていうんだろう」とか、「あの時こう言ったけど、○○の間違いだったな・・・」などということに遭遇します。
これが、悔しい気持ちとか、もっと英語がわかるようになりたいという気持ちを起こさせて、英語学習のモチベーションアップにつながるんですよね。
言いたいことが英語で思い浮かばない「ホール」や、発言した言葉と正しい表現が異なっていた場合の「ギャップ」。
できるだけたくさんこのような「ホール」や「ギャップ」に出会い、それを埋めていくことでスピーキング力も格段に上達していきます。
④一緒に学習する仲間を見つける
通信講座での学習は、孤独な戦いとなります。
こういった通信講座を1人で学習し続けるのは本当に大変です。
やはり、一緒に学習する仲間がいたほうが、お互いに励まし合ったり、刺激し合ったりできるので、モチベーションをの維持においては全然違います。
ただ、自分の身の回りに一緒に学習する人がいないという方も多いと思います。
その場合はツイッターなども活用したりして、ヒアリングマラソンを学習している人を見つけてみましょう。
⑤悩みがあったら質問・相談する
ヒアリングマラソンでは、英語学習で出会う悩みを、担当の講師に質問してみたり、学習専用サイト「テストコ」から質問・相談することができます。
ヒアリングマラソンは、教材それ自体がしっかり体系だって英語のコミュニケーション力をつけることができるようになっています。
でも、自分の学習が「本当にこれでいいのかなぁ」と思ってしまうことってあると思います。
そのような時に講師やヒアリングマラソンのスタッフに質問や相談ができるってとっても大事なことです。
疑問を抱えながら学習を続けるのではなく、是非何か質問・相談事があれば、気軽に質問を投げかけてみましょう。
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まとめ：コツコツ続ければ効果が実感できるのがヒアリングマラソン
アルクのNo.1人気英語学習講座の「1000時間ヒアリングマラソン」。
そして、現在も改めてヒアリングマラソン受講中で、その効果を実感しています。
そのような方が効果を実感できる最適な教材がヒアリングマラソンなのです。
でも、ヒアリングマラソンは12カ月のコースで、目標とする学習時間も「1日3時間」。
社会人の私たちが1日3時間の英語学習時間を作るのは容易ではありません。
このため、せっかくヒアリングマラソンを始めても、途中で挫折してしまう人もいるようです。
この記事では、1日3時間の学習時間をあくまでも「目標」として、英語で映画やドラマを見る時間やオンライン英会話のレッスン時間を含めるなど、柔軟に英語に触れる時間を増やすことが大切だとお話ししています。
また、挫折しないモチベーションを維持する方法として、以下の５つのポイントを紹介しました。
①毎月、新しい教材が来たら気持ちをリセットして学習をスタート
②教材は興味があるセクションから始めたり、重点を置いて学習
③オンライン英会話でアウトプットのトレーニングをする
④一緒に学習する仲間を見つける
⑤悩みがあったら質問・相談する
継続すれば、必ず英語が聞き取れる、英語を英語で理解できるようになる「ブレークスルー」が訪れます。
是非、この記事でお話したことを参考に、ホンモノの英語力を身につけていきましょう！
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了
